啓蟄、少しずつ暖かくなってきました。 (2008年3月5日啓蟄)


今日は、啓蟄(けいちつ)です。

今までに度々触れた、池袋のビックカメラで毎年末に配ってる
日本地図カレンダーの2008年版によると、
啓蟄とは冬ごもりをしていた虫が穴から出てくる頃という意味。
> 実際に虫が活動を始めるのはもう少し先。
> 柳の若芽が芽吹き、蕗(ふき)のとうの花が咲く頃である。
とのことです。

このように、啓蟄というと、一番寒い時期を乗り切って、だんだん暖かくなる頃です。
特に、東京近辺にいると、ときどき暖かい日があって、春が近づいてきたのを実感する季節です。
とはいえ、まだ暖かい日よりも寒い日のほうが多くて、油断のならない季節でもあります。

この時期の気候を「三寒四温」ということもあるそうです。
はてなダイアリー』によると、
> 四文字熟語で、冬から春に変わる時期は、三日間寒く四日間暖かくなる、
> この周期を繰り返し春になる。
とのことです。

いろいろ調べてみると、「三寒四温」という言葉は、元々は、
中国北部や朝鮮半島で真冬の気候を指して言った表現のようです。
真冬のシベリア高気圧の強弱がそういう周期だということです。
フジテレビのサイトの『お天気裏話』などに、そのへんの説明があります。
念のために、ウェブ魚拓によるキャッシュへのリンクも張っておきます。

「三寒四温」の元々の意味はさておき、
個人的には、今の時期は五寒二温か四寒三温くらいに感じるのですが、
それは多分、私が寒がりだからなのでしょう。
#私が「三寒四温」と感じるのは、もう少し先でしょう。

個人的な話が続いて恐縮ですが、啓蟄というと、
旧司法試験の択一(短答式試験)が、いよいよ迫ってくる、
そういう季節でもあります。

花粉症の方々には、いよいよ厳しい季節でしょうか。
私は、今のところ大丈夫なのですが、ある年から突然に発症することもあるそうで、
毎年冷や冷やものです。択一前の時期でもありますし。
#私が五寒二温と感じるのは、この冷や冷やが原因なのかもしれません。

択一も近いことですし、このぐらいにしておきましょう。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。


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