小雪、舞い散る季節。たぶん、もうすぐ…。

(2007年11月23日小雪執筆開始、翌日未明脱稿)


今日は、小雪。「こゆき」ではなく「しょうせつ」と読みます。

立夏です。気がつけば、...。』などで触れた、池袋のビックカメラで2006年末に配ってた
日本地図の2007年カレンダーによると、「日差しは弱まり、冷え込みが厳しくなる季節。
木々の葉は落ち、平地にも初雪が舞い始める頃。」とのことです。

とはいえ、東京の初雪は、もうちょっと先でしょうか。
ですが、2002年の12月上旬には東京でも雪が積もったような気がします。
一方で、2006年末〜2007年初の冬の初雪は、遅れに遅れて、3月16日でした。
春一番(この年は2月14日)より後です。
2007年春の初雪のあたりの話は、『村瀬 泰一 雑感録』の中で何度か書いてあります。

熊本市にいた頃には、2学期の終業式ごろ(12月下旬)に初雪で、
1月中旬から2月上旬に積雪、という年が多かったような気がします。

とすると、今の時期に「小雪」というのは少し早いような気もします。
この点、『こよみのページ』の中の『なぜずれる? 二十四節気と季節感』によると、
二十四節気の起源は古代中国の殷の時代の黄河中流域とのことです。
#そちらに殷の都の近くの太原市と東京や京都との気温の比較がなされています。
今日「殷墟」と呼ばれる殷の都のあたりと日本との気候の違いが
小雪」の季節感の違いの原因でしょう。

殷墟で思い出したのですが、殷の都は当時は「大邑商(だいゆうしょう)」
または「商邑(しょうゆう)」と呼ばれていたそうです。
#殷の当時の国号も「商」で、「殷」というのは次の王朝の周の人々による呼称とか。
で、大学受験の予備校の寮の食堂には、醤油の瓶に「しょうゆ」と書いてありました。
そこで予備校生の頃の私は醤油のことを「大邑商」と呼ぶこともありました。
まぁ、それは小雪とは関係ないですね。

基本的に寒いのが苦手な私にとっても、雪は寒さ以上に苦手なものです。
歩くにせよ、自動車や自転車に乗るにせよ、危なっかしくて…。
電車だって遅れることもあるし…。
そういう意味でも大変な季節になりますが、皆様、御自愛下さい。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。


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