[概要]
電脳単語帳DENTANは、DOSパソコンを単語帳として、さらには司法試験学習用の
論証カード集として使用できるようにするプログラムです。
特に携帯型のDOSマシン(HP200LXなど)に、このプログラムをインストールし、
大容量の記憶媒体(PCMCIAメモリカードやHDDなど)を装着すれば、
論証集の内容をDATAファイルとして取り込むことにより、何冊もの論証集を
持ち歩くのと実質的に同じ状態を容易に実現することが出来ます。
このプログラムは大概のDOSマシンで動作するように設計されています。
電脳単語帳DENTANには、低速なマシン(HP200LXなど)に適したVer.3.00 と、
高速なマシン(後ろにIIやIIIや4のつかない Pentiumのマシンなども
ここでは十分に「高速」です)に適したVer.2.10が公開されています。
両者の違いに関する詳細は、こちらを参照して下さい。
また、DENTANの関連支援ソフトとして、DENTCSVとDENTHTMとが公開されています。
DENTCSVはDENTAN用DATAファイルに記載された問題の一覧を表計算ソフトなどで
お馴染みのCSV形式で出力するソフトです。
DENTHTMはDENTAN用DATAファイルの内容からInternetのWWWでお馴染みのHTML形式の
ファイルを作成して、DENTANが使えない機種でもブラウザでDATAファイルの内容を
閲覧できるようにするソフトです。
[想定対応機種]
本体 : DOSマシン
OS : PCDOS,MS-DOS,Windows 3.1〜Me のDOS窓,ただし日本語環境必須。
なお、DENTHTMについて当分の間は、いわゆる109日本語キーボードのDOS/Vと
[STOP]キーのあるNEC PC9801 を推奨。
[動作確認環境]
各ソフトの添付ドキュメントを確認して下さい。
基本的には下記の環境です。
但し、一部のソフトで未確認の環境も下記には含まれています。
1.自作DOS/Vマシン1(MMX-Pentium200MHz,96MB)=注
・PCDOS2000 ←これは開発環境でもあります。
・PCDOS2000 + Windows3.1(IBM版)のDOS窓
・Windows95(Service Pack 1)のDOS窓
・Windows95(Service Pack 1)のMS-DOSモード起動
・Windows98(Second Edition)のDOS窓
・Windows98(Second Edition)のMS-DOSモード起動
注:SOFTBOAT SYSTEM COMMANDER 2000 にて起動OS切替。
2.NEC PC9801NS/R(3倍速ODP,8MBメモリボード,450MB-HDD等装着)
・MS-DOS6.2
・MS-DOS6.2 + Windows3.1のDOS窓
3.NEC MobileGear MC−MK22
・Unishell を終了させ、DOSプロンプトを表示させ、
さらにCGA環境で日本語化された状態
(CGA化については、秀和システム刊「MobileGear CompleteBook」を参照)。
なお、CGA環境にせずに日本語化した場合、このソフトの表示が乱れます。
4.HP200LX(日本語化キットをインストール済)
・System Manager を終了させたDOSプロンプト
・System Manager 上のDOSプロンプト
・System Manager 上のFiler
5.自作DOS/VマシンII(Pentium3-1GHz,512MB)
・WindowsMeのDOS窓
[解凍法および構成ファイル]
dentan30.lzh 電脳単語帳DENTAN Ver.3.00 圧縮ファイル
dentan21.lzh 電脳単語帳DENTAN Ver.2.10 圧縮ファイル
dentcsv .lzh DENTAN支援ソフトDENTCSV Ver.1.10 圧縮ファイル
denthtm .lzh DENTAN支援ソフトDENTHTM Ver.1.00 圧縮ファイル
のうち必要なものを、ダウンロードしたら、
任意のディレクトリ(フォルダ)にて解凍して下さい。
但し、上記の4つの圧縮ファイルには、それぞれ同じ名前で別の内容のファイルも
含まれていますので、それぞれ別のディレクトリに解凍することをお勧めします。
これらの圧縮ファイルはLHA(吉崎栄泰氏のフリーソフト)にて圧縮してあります。
DOS上にてdentan30.lzhをLHAで解凍する場合には、dentan30.lzhのある
ディレクトリをカレントディレクトリにしてから、
>lha x dentan30
で解凍できます。他の圧縮ファイルについても同様です。
他の解凍ソフトでの解凍方法は、その解凍ソフトのマニュアルを参照して下さい。
[起動の前に]
起動の前に、DATAファイルの作成、DATAファイルのINDEXファイルへの記載、
作業ファイル(自動的に作成されます)などを収容するディレクトリの作成など
準備が必要です。詳細は、各ソフトの添付ドキュメントを確認して下さい。
[起動方法]
DENTANの起動でしたら、DENTAN.EXEのあるディレクトリを
カレントディレクトリにしてから、DENTAN と半角で入力して、
[Enter]キーまたは[RETURN]キーを押して下さい。
DENTCSVやDENTHTMでも同様です。
[使用方法]
各ソフトの添付ドキュメントを確認して下さい。
[怪談]
DENTHTMの現行versionにおいては、ある条件下においてキーボードの操作を
受け付けなくなります。
詳細はこちらを参照して下さい。
ここでの記述内容はDENTHTMを使わない方にも、ひょっと
すると役に立つかもしれません。
ダウンロードしたいソフトの名前を右クリックして下さい。
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