政策金利の引き上げ

| コメント(0) | トラックバック(0)

日銀の金融政策決定会合において、
政策金利の引き上げが決定されたそうです。

NIKKEI NETの該当記事へのリンクを張っておきます。
ウェブ魚拓によるキャッシュは、こちらからです。

現在の政策金利たる、「無担保コール翌日物金利の誘導目標」が
0.25%引き上げられ、年0.5%とされました。
また、かつて政策金利とされていた、「補完貸付制度」の基準金利、
いわゆる「公定歩合」も、年0.4%から年0.75%に引き上げられました。

今回の利上げに関する、私の個人的見解は、
前回の金融政策決定会合に関するこちらの投稿
重複するので割愛します。

ただ、今回の利上げによって、
「あと1回利下げしてもゼロ金利ではない」という意味で、
「通常の低金利政策」が実現したと言えると思います。
もっとも、これでもまだ、
「通常の低金利政策」の中での最低限の金利
であるに過ぎないとも思えます。
#こんな文章、1990年代前半の私が見たら怒るだろうなぁ。
#当時の私にとっては、「利上げ=悪」「利下げ=善」だったからなぁ。
#実際、公定歩合1%上げで当時の私の家が被るダメージは、
#消費税率10%上げ(当時3%→13%)より、多分大きかったからなぁ。

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://movabletype.yasuichi.com/mt-tb.cgi/554

コメントする

このブログ記事について

このページは、村瀬 泰一が2007年2月21日 23:57に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「春壱番(2007)」です。

次のブログ記事は「「18」の回復」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。