清明。桜花、舞い散る候。
(2008年4月4日清明)
今日は、清明(せいめい)です。
約1ヶ月前の啓蟄について、
>春が近づいてきたのを実感する季節です。
と書きましたが、清明については、
「春の訪れを実感する季節」と言えるでしょう。
年にもよりますが、熊本や東京では、
春分と清明の間にサクラ(ソメイヨシノ)が開花して、
清明というと、満開を過ぎて
花が散り始める頃にあたることが多いようです。
北国では、桜なんて、まだまだ先でしょうが。
『村瀬 泰一 雑感録』においても、
桜の開花・満開については時々触れています。
昨年(2007年)の桜の開花についてはこちらを、
昨年の満開についてはこちらを、
今年(2008年)の桜の開花と満開についてはこちらを、
それぞれ参照してください。
当サイトでは、『立秋、暑くて当たり前。』以来、
立春ではなく春分こそが冬と春との境目としてふさわしい、
という趣旨のことを度々書いてますが、
この1ヶ月ほどの、啓蟄→春分→清明の時期の
気候の変化も、その裏づけとなるように思います。
もっとも、2007年4月4日夕方には、
東京でも『四月の雪』が降ったようで、
いわゆる「花冷え」に対して油断ならない時期ではあります。
#2007年の清明は4月5日だったので、
#これは清明の前日の雪だったわけです。
ところで、個人的には、清明というと、
勤め先の塾の春期講習の後半の時期に当たります。
春期講習が終わると、いよいよ司法試験(旧司法試験)の
択一(短答式試験)の直前期に入ります。
旧司法試験受験界の一般論としても、
論文の答練は3月までで終わる予備校が多く、
そこからは択一直前期と捉えられているようです。
そのような時期ですので、このぐらいにしておきましょう。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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