参議院は昨日(26日)の本会議で、定額給付金部分を削った
野党3党の修正案を可決したそうです。
その後26日に開かれた両院協議会は散会となり、
第2次補正予算の成立は今日(27日)に
持ち越しとなりました。
NIKKEI NETの該当記事のウェブ魚拓による
キャッシュはこちらです。
この記事は、26日の両院協議会が散会となり、
第2次補正予算の成立が27日に持ち越しとなったことを
中心に書かれています。
ですが、個人的には、この記事の中の
「参院は26日の本会議で、給付金部分を削った
野党3党の修正案を可決。」
「参院で予算案を修正したのは現行憲法下で初めて。」
といった記述が目に留まりました。
なお、結局は、今日の午後に、再度の両院協議会が
開かれ、これが「不調」ということになりました。
その結果、衆院の議決を優先させる憲法60条2項の
規定により、第2次補正予算の政府案が成立したそうです。
そのことについてのNIKKEI NETの該当記事の
魚拓はこちらです。
とりあえず今回は、参議院で予算案の修正案が可決された
こともある、という備忘のために、記録しておきます。
それにしても、個人的には、定額給付金って、
日本国のやる景気対策としては珍しく、
結構いい制度だと思うんだけどなぁ。
あんまりマスコミの評判は良くないけど。
特定の属性の人だけを対象としていない所が
個人的には好き。
「人頭税は逆進的である」とされるのと逆の論理で、
一人いくら一律給付、というのは
所得再分配の要請にも適うと思います。
いつぞやの地域振興券みたいなのは、
特定の年齢層(15歳以下?)の子供のいる
家庭(つうか、その世帯主)だけを対象にしてたので、
「そういう属性を有していないけど
経済的には苦しい」という人にとっては
迷惑なだけでした。
#いや、仮に私が支給対象者だったとしても、
#当時の居所の市町村だけでしか使えない
#金券ではねぇ・・・。
ですが、今回は珍しく、広くあまねく恩恵が及びそうです。
#関連法案が成立したら、という前提で書いてますが。
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