海外の有名な格付機関というと、
スタンダード&プアーズ(S&P)やフィッチ(Fitch)や
ムーディーズ・インベスターズ・サービスと
いったところでしょうか。
#この3者を「世界3大格付機関」ということもあるようです。
そのうちのムーディーズ(Moodys)が、11日に
日本国債(JGB=Japanese government bond)の格付けを
「A2」から「A1」に引き上げたと発表したそうです。
NIKKEI NETの該当記事へのリンクを張ります。
ウェブ魚拓によるキャッシュはこちらです。
2002年5月にムーディーズが日本国債の
格付けを2段階引き下げた(Aa3→A2)ことにより、
日本国債の格付けが日本の経済援助を受ける
アフリカ某国より下になっていました。
ですが、これでやっと日本もボツワナに
追いついたことになります。
5年前の格付け引き下げの時には、日本側当局が
意見書を送ったとか、そういう話も聞きました。
ですが、日本の財政赤字の
水準(というか、その増加傾向)は、
客観的にはそういう水準のものだということです。
#なお、「財団法人 国際通貨研究所」のサイトの
#2002年9月2日付のこちらのPDFファイルに
#意見書に関する記述があります。
今後とも気を引き締めていくべきでしょう。
問題は、個人の国家感の違いなどにより、
税金を積極的に投入すべきと考える分野と
そうでない分野との線引きが、
個人によって全然異なるということなのかもしれませんが。
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