日銀は、本日午後の金融政策決定会合で、
政策金利を現状維持すると決めたそうです。
つまり、無担保コール翌日物金利の誘導目標が
「0.5%前後」で据え置かれるとのことです。
NIKKEI NETの該当記事へのリンクを張ります。
ウェブ魚拓によるキャッシュはこちらです。
現状の金利水準に対する、私の個人的見解については、
2月に利上げした時のこちらの投稿や
1月の金融政策決定会合の時のこちらの投稿と
重複するので割愛します。
#2月以降、いろいろなことがありましたが、
#そこで書いたことに変更はありません。
ここで気になることは、
日銀金融政策決定会合の前後の
市場の雰囲気みたいなものです。
各種報道によると、7月頃までは、
事前においては「利上げするかも…?」という雰囲気で、
事後においては、「今回は利上げしなかったけど、
次回は多分利上げするだろう…」
という雰囲気でした。
しかし、そうして利上げを渋っているうちに、
サブプライム問題の影響が
世界的に広がったことなどもあり、8月頃からは、
事前においては「まさか利上げはあるまい」で、
事後においても「利上げは年内に1回あるかどうか」
という雰囲気になっているみたいです。
今の低金利政策は、円安の一因といわれています。
#米ドルに対しては、そんなに円安ではないので、
#報道機関の中には、あまり大きく取り上げない所も
#あるかもしれませんが、米ドルと日本円とが
#他の主要通貨に対して弱含んでいるようです。
この円安が、原油の国際価格の上昇の
日本経済への悪影響を増幅させはしないか、
心配であります。
なお、金融政策決定会合の日程については、
日本銀行のサイトのこちらからのリンクで
調べることができます。
2008年6月までの金融政策決定会合の日程表の
ウェブ魚拓によるキャッシュはこちらです。
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