報道によると、日本銀行は
本日の金融政策決定会合において、
政策金利である無担保コール翌日物金利の誘導目標を
今迄の年0.5%から0.2%引き下げ、
0.3%とすることを決めたそうです。
NIKKEI NETの該当記事の
ウェブ魚拓によるキャッシュはこちらです。
政策金利は0.25%刻みで上げ下げすることが一般的ですが、
もともとの政策金利が0.5%しかなかったので、
0.2%利下げという中途半端な数字にせざるを
得なかったのでしょう。
今回の利下げは、今の経済状況からすると、
やむをえないというところでしょうか。
しかし、2005年後半の株式市場がちょっと
バブルってた頃に利上げをせず、
さらに、昨年2月の利上げ以降しばらくの間も
利上げするのではないかと思わせておきながら
結局利上げはしませんでした。
こういう、利上げすべき時にきちんと利上げしておかないと、
利下げすべき時になって、利下げ余地が乏しくなって
苦労することになるわけです。
なんで、そんなこともわからなかったのだろうか?
と思います。
特に、2005年から昨年にかけて利上げに
強硬に反対していた、
いわゆる「上げ潮」と称する人々に対して。
なお、上にリンクした記事によると、
>今回の利下げは政策委員8人のうち
>賛成4人、反対4人の同数となり、
>最終的に議長の白川方明総裁が決めた。
とのことです。
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