で、今回の論文試験の結果は、法務省のサイトの
こちらのリンクから閲覧できます。
今年の論文試験の合格者は250人です。
昨年は542人で、一昨年は1454人、その前は1536人と、
着実に減らされています。
今年の最終合格者は、論文合格者より少し増えると思うので、
一応は「四捨五入して約300人」の範囲には入ると思いますが、
「約300人」の中の下限に近い方でしょう。
#論文試験合格者には翌年の口述試験の受験資格もあるので、
#合格者が削減されるこの御時世においては、
#「ある年の口述不合格者数」が「前年の口述不合格者で、
#翌年に最終合格した人(で、その年の論文合格者でない人)の数」
#よりも少なくなるようです。
#よって、一昨年以降は、最終合格者数が論文合格者より
#多くなってます。
#つまり、昨年は、論文合格542人→最終合格549人、
#一昨年は、論文合格1454人→最終合格1464人です。
出願者数が28016人なので、出願者に対する最終合格率が
いよいよ1%を切りそうです。
#法務省サイトの今年の「短答式試験の結果」によると、
#今年の択一の出願者数は27975人だそうです。
#この差は、昨年の口述不合格者のうち、
#今年は択一を受けずにいきなり口述だけを受ける人の数でしょうか?
但し、択一受験者は23298人ですので、択一受験者の1%を
切るという事態は、来年以降に持ち越しとなるでしょう。
また、今年の合格点は、「132.00点以上」とのことです。
昨年は「133.75点以上 」で、一昨年が「132.75点以上」で、
その前(H16)は「136.50点以上」でした。
#H15だと、いわゆる「丙案」の制限枠のあった頃で、
#「無制限枠」の合格点は「140.75点以上」で、
#「制限枠」だと「137.25点以上」だったそうです。
#H14も、「140.75点以上」と「137.25点以上」です。
#それ以前は合格点が公表されてません。
##「丙案」とは大雑把に言うと、論文試験の定員のうち200人を
##初回受験から3年以内の人だけの制限枠とする制度だった
##ような気がします。
但し、論文試験の点数には、「採点格差調整」という
数学的処理をしているので、
違う年の合格点を比較しても意味はないのかもしれません。
ここまでに書いた、過去の試験結果は、法務省のサイトの
こちらのリンクで調べたものです。
#こちらから、今年の結果にたどり着くことも可能です。
なお、今年の最終合格発表は11月8日に行われる予定です。
コメント (1)
投稿者: 村瀬 泰一:
今年の最終合格者は248人でした。論文合格者数より少なく、百人未満を四捨五入すると「約200人」になりました。