今日(11月12日)の株式市況は、
アメリカのサブプライム問題に加えて、
「円高」を嫌気した動きなどから、急落しました。
為替相場で一時1ドル=109円台になったことから、
日経平均が一時1万5000円を割れたそうです。
その後、下げ渋りましたが、終値は、
1万5197円09銭(前週末比386円33銭安)でした。
2006年8月7日以来の安値だそうです。
TOPIXの終値は、前週末比37.95ポイント安の1456.40で、
こちらは2005年10月31日以来の安い水準とのことです。
NIKKEI NETの該当記事へのリンクを以下に張ります。
日経平均(NIKKEI225)の1万5000円割れについての
速報記事はこちらで、
ウェブ魚拓によるキャッシュはこちらです。
終値についての記事は、こちらで、
ウェブ魚拓によるキャッシュはこちらです。
「円高」で輸出企業の株が売られたようですが、
それはドルを基準に考えるからであって、
ドル以外の通貨も含めて考えると
今までの極端な円安が是正されたにすぎないと見るべきでしょう。
特に、こうも原油が高くなっていると、
少しくらい円高なほうがかえってコスト安になるはずです。
にもかかわらず、「円高」もしくは円安是正で、
株価指標が下がるのは、いかに今の日本経済が
輸出企業に依存してしまっているか、という表れかもしれません。
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