先ほど『副都心線開業』でも触れましたが、
今日は、東武東上線でもダイヤ改正がありました。
今回のダイヤ改正(ないし、ダイヤ改定)では、
「TJライナー」という有料優等列車が導入されました。
#ここでいう「有料」とは「追加料金がかかる」ということです。
#誤解しないで下さいね。
この写真は、そのTJライナーの1番列車の
出発式のための「くす玉」です。
128×96の画像をクリックすると、
640×480で表示されます(約50KB)。
実は、私は、このくす玉が実施に割られて、
TJライナー1号が池袋駅を出発するところを
見届けたわけではありません。
出発の瞬間を見届けなかった最大の理由は、
その後の予定がちょっと窮屈になっていたことです。
但し、デジカメのEXIFメタデータによると、
上の写真の撮影時刻は16時32分とのこと。
つまり、TJライナー1号の出発まで、
あと28分だったわけですが、実は、その気になれば、
あと28分だったら、その後の予定を調整して、
見届けることもできたかもしれません。
しかし、いかに東武東上線とはいえ、
「有料優等列車のTJのために、そこまでやるか?」と
いう気がしていたのも確かです。
東武東上線には今まで有料優等列車がありませんでした。
特急・急行・通勤急行・準急といった優等電車も
全て普通運賃だけで乗車できました。
#いろいろ調べてみると、大昔には
#「フライング東上」なる有料特急があったそうです。
#ですが、私が生まれてもいない頃のことです。
しかも、旧ダイヤの特急の本数はかなり控えめで、
基本的には急行・準急・普通だけの
シンプルなダイヤでした。
#通急は平日朝の上り(池袋行)だけです。
それは、同じ池袋始発の私鉄である西武池袋線が、
有料特急「レッドアロー」を優先したダイヤを
組んでいる感が否めず、しかも「千鳥運転」と称して
列車種別を異様に多くしているのとは対照的で、
個人的には、東上線への親近感の源の一つでした。
#親近感の最大の要因とまでは言いませんが・・・。
その意味では、今回のTJライナーの「出現」は、
私にとっての「東武東上線らしさ」の存続という意味では、
ちょっと残念な気もします。
前述の、
>いかに東武東上線とはいえ、
>「有料優等列車のTJのために、そこまでやるか?」と
>いう気がしていた
というのには、そういう事情もあります。
まぁ、さらにあえて言えば、
「本日のメインイベントは副都心線で、TJはおまけ」
という感覚があったのも、否めないかもしれません。
#そうしたTJを「おまけ」と捉える感覚の背景にも、
#前述の事情があると思います。
あと、今回のダイヤ改定では「快速急行」という
列車種別も出現しました。
快急の停車駅は、池袋・和光市・志木・川越・川越市・坂戸、
そして東松山以遠の各駅 です。
つまり、昨日までの特急停車駅に、志木を追加ということです。
個人的には、こっちの方が、従来の特急に近いという
イメージを持ちました。
#個人的には、東上線の特急と言うと、
#停車駅が池袋-志木-川越・・・だった頃の
#印象が一番強いです。
#生まれて初めて東上線に乗った日の
#3本目の列車が、志木→池袋ノンストップ、
#つまり特急だったのが、印象に残ったのでしょう。
#
#その後、池袋-川越ノンストップ(志木通過)になって、
#さらに、和光市停車になったわけですから、
#今回の快速急行の停車駅については、
#「歴代の特急停車駅に停まる」ものと感じるわけです。
#
#しかも、普通運賃だけで乗れるという点も
#従来の特急に似てますし。
また、TJライナーと快速急行とを合わせると、
旧ダイヤの特急よりかなり本数が
増えたような気がします。
#気のせいならいいのですが。
さっき、『副都心線開業』でも触れましたが、
個人的には、成増は重要な地域の一つなので、
成増駅を通過する電車が、こうも増えると、
ちょっと引きますね。
しかも、TJは和光市にすら停まりません。
#和光市駅も成増駅と同様に、つうか、
#近い将来においては成増駅以上に、
#個人的には重要な駅なんです。
以上、東上線ダイヤ改正についての、個人的感想でした。
最後に成増が、もとい、最後になりますが、
今日の東上線池袋駅の写真を
上のくす玉の写真の他にも何枚か撮影しました。
それらの写真は、「村瀬 泰一 どっとこむ」本体の、
『TJライナーまつり』にUPしました。
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