1800年前の今日、西暦208年11月20日は、
中国の後漢末における最大の戦いと言われる
「赤壁の戦い」があった日とされています。
「三国志」(厳密には「三国志演義」というべきか?)で、
孫権・劉備連合軍が曹操軍を火攻めで破ったと
されている、あの戦いです。
#諸葛亮孔明が七星壇で祈祷して、
#東南の風を起こしたというあたりになると、
#どこまでが史実どおりなのか、微妙なところでしょうが。
MSN産経ニュースの関連記事の魚拓はこちらです。
まぁ、今の太陽暦での11月20日が今日だからといって、
だからどうした、という気もしないでもないですが。
というのも、赤壁の戦いの当時の中国の暦は
太陰暦(厳密には太陰太陽暦)だったからです。
当時の中国の暦は、太陰太陽暦の中でも
「後漢四分暦」と呼ばれるものだそうです。
#詳しくは、Wikipediaの『中国暦』や『四分暦』の
#項目を参考にして下さい。
日本の旧暦(天保暦)と似てますが、厳密にはちょっと違います。
ですから、今年の旧暦11月20日は太陽暦(グレゴリオ暦)に
変換すると今年の12月17日になるそうですが、
それもあまり気にしなくていいかもしれません。
#旧暦(天保暦)から太陽暦への変換には、
#『21世紀暦』(日外アソシエーツ)という本を用いました。
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