東京の居所から最寄り駅へ向かう最短ルートでは、
居所の近くで広い道路を一度横断します。
その交差点に、こんなものが設置されました。
#保安上の理由ってやつで、歩行者用信号機の周囲だけを
#トリミングしました。そのためクリックしても拡大表示しません。
この「広い道路」というのは、現在はまだ建設途上ですので
道幅の割に車の交通量は多くありません。
にもかかわらず、信号機が設置されました。
年度末も近づいてきた、しばらく前のある日、
この交差点に「不審な電柱」が立てられてから、
嫌な予感はしてたのですが。
いわゆる「押しボタン式の信号」ってやつで、
私らが駅へ向かうとき(あるいは駅の方から帰るとき)に
ボタンを押すと「広い道路」を走る車の信号が
青から(黄色を経て)赤になって、
歩行者用が青になるタイプです。
#この「広い道路」を横断する車のための信号は
#特に用意されていません。
個人的には、将来的にはともかく、今の時点では、
「こんなところに信号を造らなくても・・・」という心境です。
#この「広い道路」が全線開通して交通量が増える直前に
#信号をつくれば足ります。
#そのころには私は今の居所にはいないでしょうけど。
他の歩行者の人は早くも赤信号を無視して渡っていますね。
私は何故か、付き合いの浅い信号を無視するのは
ちょっと抵抗があって、今はまだ
この信号を赤で渡ることは滅多にないです。
かといってボタンを押して青になるのを待つのも面倒なので、
この交差点を渡るのを避けて多少遠回りしてます(注)。
まぁ、私も、もっと慣れてきたら、この信号が赤でも
普通に渡るようになるのでしょうね、たぶん。
(注)
前述の「最短ルート」以外でも余程大回りしない限り
この「広い道路」を横断することになりますが、
横断する場所を選ぶことはできます。
特に、居所→駅という方向だと、
この交差点に来たときに赤だったら、
ボタンを押して青になるまで待つより、
ちょっと遠回りでも、信号のない別の場所で
「広い道路」を横断するルートに
変更した方が速いのです。
東京の人が、こういう道路予算の使い方をするから、
「道路予算=ムダ」というステレオタイプな考え方がはびこって、
地方の真に必要な道路のための予算が、
あたかもムダであるかのように東京の人には思われて、
バッサリ削られていくのだろうな、という気がします。
なお、道路整備予算に対する私の個人的見解は、
以前に『道路財源一般財源化に首相が言及』や
『ガソリン値下げ競争』で言及したとおりです。
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