郵貯ATMが不便になります(2022年1月)

先日、某郵便局で、こういうパンフレットが置いてありました。
4ページのパンフですが、
ここでは1ページのみ画像を貼ります。

ゆうちょ料金新設・改定のお知らせ
ゆうちょ料金新設・改定のお知らせ_2022-01-17施行

サムネイルをクリックすると拡大表示(480X679、89KB)します。

要するに、本日(2022年1月17日)より、
郵便貯金のATMが不便になります。
設置場所にもよりますが、場合によっては
都銀並みに不便になります。
あ、窓口も不便になります。

まず、「ATM利用料金」が新設されます。
都市銀行とかでいう「時間外手数料」に相当します。
具体的には、駅・ショッピングセンター・ファミマ等では、
ゆうちょATMであっても、お金の出し入れが、
平日8:45~18:00と土曜日9:00~14:00にしか出来なくなります。
それ以外の時間帯の入手金は禁止され、
違反者は「ATM利用料金」という罰金を徴収されます。

(「手数料110円払えば可能」などというのは、私にとっては
「禁止されます。違反者は罰金110円を徴収します」と同義
ですので、ここでは「出来ません」という扱いに致します。)
土曜日に出し入れできるだけ、都銀よりはマシか...。

例外的に、郵便局・ゆうちょ銀行に設置された
ATMについてのみ、従前どおり機械の稼働時間帯は
出し入れ出来そうです。
(平日23:55~0:05が駄目とかは従前どおり。)

また、「ATM硬貨預払料金」が新設されました。
つまり、ATMでの硬貨の出し入れが全面禁止され、
違反者は「ATM硬貨預払料金」という罰金を科されます。
(「手数料を払えば可」というのは「禁止」の婉曲表現です。)

窓口ですと50枚まではOKとのことです。
51枚から「硬貨取扱料金」という罰金を科されます。
ですので、硬貨を伴う入出金は貯金窓口へ、
ということになります。
貯金窓口が今まで以上に混雑することも想定した方が
良さそうです。
なお、窓口で、かつ、硬貨が50枚以下でも、
お札(新札でない1万円札を除く)と合わせて51枚以上に
なると「金種指定料金」というのが発生するそうですので、
気を付けてください。
「硬貨取扱料金」と「金種指定料金」が併科されることも
ありうるらしいです。

更に、払込で通帳・カードなく現金を利用すると、
払込料金に110円加算されるとのことです。
料金受取人負担の払込取扱票を使っても、
この110円は払い込む側が徴収されますので、
覚悟しておいてください。
この罰金は「払込みサービスを現金で利用する場合の料金加算」というらしいです。
(この料金加算については、上の画像には入っていませんが、
下のリンクからも見ることが出来ます。)

他にもイーネットATMが平日昼間も含めて利用禁止、とか
いろいろありますが割愛。

詳しくは、ゆうちょ銀行のサイトのこちらからも
見ることが出来ます。

今まで郵便貯金は変な時間帯にお金の出し入れをしようとしても
時間外手数料を取られることだけは絶対にない、
というのが郵貯の強力な魅力の一つだったんだけどな。

しかも私の場合、現場もしくは通勤の乗換駅の近くに
大きな郵便局がある場合以外は
郵便局の中のATMよりも
仕事帰りに駅やファミマのATMに立ち寄って、
ということが多かったのです。
しかし、今後は仕事帰りには通帳記帳しかできず、
お金の出し入れは昼休みにやるしかなさそうです。
または、9:00始業の現場なら、始業前の15分間の勝負です。
(どちらも出来ない現場に行ったら、
土曜日にお金を動かすためだけに外出するしかないかも。)

そう言えば、郵政民営化すれば~、という論調が
ひと昔半ほど前に流行ったような気もしますが、
あまりメリットを感じられないな、という気がしています。

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